スケーラビリティと負荷分散の提供
例えば、株価情報を数百、数千のサブスクライバに配信したり、数千のクライアント (メッセージ プロデューサ) から情報を集めたりするアプリケーションが、しばしば必要となります。
FioranoMQ では、これらの膨大な数のクライアントを JMS のメッセージング モデルに基づいて処理するスケーラビリティを備えることも、その設計目標の一つとしました。
また、数百から数千のメッセージが同時にプロデューサから JMS サーバーに送信され、JMS サーバーの負荷が多大なものになる状況も、アプリーケーションによっては珍しいことではありません。JMS サーバーの負荷を分散させるロードバランシング機能を FioranoMQ に備えることも重要な設計目標の一つとなりました。
これらの目標を達成するために、次の 2 つの機能を設けました。
- ディスパッチャ
JMS サーバーのクラスタ構成による負荷分散機能です。
- リピータ
ディスパッチャは、複数サーバーを 1箇所に集中したクラスタリングによって負荷分散を行う機能です。
リピータは、これと異なり、分散された複数の拠点に JMS サーバーを配置して負荷分散を実現する機能です。
各機能の詳細については、下記の詳細説明のページを参照してください。
ディスパッチャ の説明ページへ
リピーター の説明ページへ
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