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FioranoMQ® 最新機能 (リリース情報)


このページでは、以下に挙げたバージョンのリリース情報を掲載しています。
FioranoMQ が製品としてどのように拡充、成長してきたかご確認いただけるものと思います。

      FioranoMQ 10.0.0 (2013年 12月)
      FioranoMQ 9.5.0 (2012年 10月)
      FioranoMQ 9.4.0 (2011年 9月)
      FioranoMQ 9.3.0 (2011年 2月)
      FioranoMQ 9.2.0 (2010年 1月)
      FioranoMQ 9.0.0 (2009年 4月)
      FioranoMQ 2007 (2007年 1月)
      FioranoMQ 2006 (2005年 11月)
      FioranoMQ 8.0 (2005年 1月)
      FioranoMQ 7.5 (2004年 8月)

 

評価版
 評価版ダウンロードのページへ


FioranoMQ 10.0.0
  リリースノート (PDF 版)

FioranoMQ 10.0.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

JMS 2.0 準拠

  • Simplified API (簡易 API)
    JMS 2.0 で新規に簡易 API が設けられました。これによって、スリムなコーディングとなり必要なコード量が劇的に削減されます。
    Simplified API として、新規に 3 つのオブジェクが導入されました。
        JMSContext    JMSProducer    JMSConsumer

    これらのオブジェクトは、JMS 1.1 の Connection、Session、MessageProducer、MessageConsumer オブジェクトの機能を有しています。
    Simplified API は、完全に後方互換性があり、旧コードを使い続けたまま、新規コードにSimplified APIを使うことができます。

    その他、以下のメッセージ処理および例外処理の新規クラスが追加されました。
    • javax.jms.CompletionListener
    • javax.jms.IllegalStateRuntimeException
    • javax.jms.InvalidClientIDRuntimeException
    • javax.jms.InvalidDestinationRuntimeException
    • javax.jms.InvalidSelectorRuntimeException
    • javax.jms.JMSRuntimeException
    • その他

  • 共有サブスクリプション (Shared Subscription)
    JMS 2.0 から共有サブスクリプションが導入されました。これは、トピックの個々のサブスクライバーに複数のコンシューマを指定できるようにするものです。ただし、これらの複数のコンシューマの間でメッセージをサブスクライブできるコンシューマは1つだけです。
    こうすることで、トピックのメッセージ受信による処理を複数のコンシューマ間で分散させることができるようになります。ここでいう分散処理とは、メッセージ1の処理をコンシューマ A に、メッセージ 2 の処理をコンシューマ B に振り分けて処理することを指します。

  • 遅延メッセージ配信
    JMS 2.0 では、メッセージのセンダー側 (プロデューサ) でメッセージ配信をスケジュールすることができるようになりました。これにより、一日の終わりに配信するといった遅延処理をサポートすることができるようになります。
  • メッセージの非同期送信
    JMS 1.1 では、メッセージのセンダー側 (プロデューサ) はサーバーからACKが返ってくるまでブロックする同期モードで動作していましたが、JMS 2.0メッセージを非同期に送信するメソッドが追加されました。このメソッドでは、サーバーからの ACK を待たずに直ちに次のオペレーションに移行できます。ACKを受信すると、非同期コールバックがインボークされ、送信完了の処理を非同期に行うことができます。

  • セッション生成の新規メソッド
    セッションを生成するためのメソッドが javax.jms.Connection に追加されました。
    • createSession(int sessionMode)
      このメソッドは、従来の createSession(boolean transacted, int acknowledgeMode) と同じ機能を果たしますが、コードを簡素化するために、アーギュメントが 1 つになりました。
    • createSession( )
      このメソッドは、JTA トランザクションが稼働している Java EE web または EJB コンテナで使用することを目的としたものです。 このような環境では、createSession(int sessionMode) メソッドで指定したセッション モードが無視されるためです。

キュー/トピックのシャットダウン、再起動機能

キュー/トピックのシャットダウンおよび再起動機能を設けました。
この機能は、FioranoMQ を稼働させたままディストネーションのコンフィグを変更するのに便利です。
変更を有効にするにはディストネーションおよび変更したディストネーションを使用しているクライアント アプリケーションを再起動します。

C++ ランタイム ライブラリの JMS 2.0 API サポート

FioranoMQ 10 の C++ ランタイムライブラリは、JMS 2.0 API をサポートするとともに、パフォーマンス改善を行っています。



FioranoMQ 9.5.0

FioranoMQ 9.5.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

C++ ランタイム ライブラリの拡張、改善

以下の拡張が実施されました。

  • C、C++ ランタイム ライブラリのログ記の機能を拡張
  • PropetyObject によってメッセージ プロパティを抽出できるようにしました。PropetyObject は、パラメータ type と value をラップするものです。
  • 非 JNDI 機能を追加
  • ディストネーションおよび接続ファクトリのルックアップにおいて、void* による問題を防ぐ目的で CLookupHelper をベース クラスとして追加

C および C++ ランタイム ライブラリにメッセージ圧縮機能を追加

メッセージの圧縮、解凍機能を C および C++ ランタイム ライブラリに追加しました。

非永続メッセージのキャッシング

PTP (ポイント・ツー・ポイント) のキューに対して、メモリ バッファがフルになった場合に非永続化メッセージをディスクに格納するオプションを提供しています。また、メモリ バッファがフルになった場合に新規メッセージをキューに入れるために古いメッセージを削除するオプション、例外発生としてプロデューサ (センダー) に返すオプションを設けました。

JAAS (Java Authentication and Authorization Service) をサポート

JAASは、PAM (Pluggable Authentication Module) セキュリティアーキテクチャを基にしています。 これによって、JAAS に基づく外部のサービスや製品からの FioranoMQ に対する操作 (例えば、JMS 接続の生成など) においてユーザー認証および承認がおこなえるようになりました。

複数の暗号化アルゴリズムのサポート

メッセージの暗号化/復号化に次の暗号化アルゴリズムが使用できるようになりました。
DES、TripleDES、AES256、AES128、AES192、Base64Encoding、RC2_64、RC2_128

シ-サー (Seasar) フレームワークのサンプル

シーサー フレームワークとの連携サンプルを追加しました。
シーサー (Seasar) は、 DI (Dependency Injection) とAOP (Aspect Oriented Programming) をサポートした軽量コンテナです。



FioranoMQ 9.4.0

FioranoMQ 9.4.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

FioranoMQ リソース アダプターの拡張

  1. FioranoMQ リソース アダプターで Log4j が使用できるよう拡張しました。
  2. ServerSession プーリング メカニズムを改善しました。
    これにより、承認 (Acknowledge) 待ちメッセージのバックログが減少し、メッセージ配信効率がアップしました。

C# ランタイム ライブラリでメッセージ圧縮機能を追加

メッセージの圧縮、解凍機能を C# ランタイム ライブラリに追加しました。

キースストア、トラスト ストアのコンフィグ機能を追加

SSL/TSL 通信におけるキースストアおよびトラスト ストアの初期化が JDK システム プロパティによって行えるようになりました。

メッセージ配信性能の改善

HA レプリケーション モードにおける ポイント・ツー・ポイント メッセージングにおける配信性能が更にアップしました。

eStudio の導入

Eclipse ベースの管理ツール eStudio が導入されました。eStudio では次の機能が使用できます。

  1. サーバーのコンフィグレーションをオフラインで設定できるプロファイル エディタ
  2. サーバーに対する Admin 接続、JMX 接続の管理ビュー
  3. 機能性の高いユーザー インタフェース



FioranoMQ 9.3.0

FioranoMQ 9.3.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

LPC モード クライアントに対してもクライアント サイドの永続化を提供

FioranoMQ サーバーと同じマシン上で稼動し、サーバーに LPC (ローカル プロシージャ コール) で接続するクライアントに対しても、クライアント サイドの永続化が機能するようになりました。これにより、メッセージ配信の保証機能が強化されます。

Web コンソールのユーザー インタフェースを改良

大量のシステム メッセージが FiraonoMQ サーバーから Web コンソールに送られてくる場合、表示速度が遅くなる現象が発生することがありましたが、これを改良し、表示速度を高めました。

オブジェクト名やコンフィグ パラメータ名のマルチ-バイト文字をサポート

接続ファクトリ、キューやトピックなどのディストネーションといった管理オブジェクトに日本語をはじめとするマルチ-バイト文字が使えるようになりました。

また、メッセージヘッダー (プロパティ部) にユーザー独自が設定するパラメータ (メッセージ セレクターやクライアント ID の識別などに使用) に、マルチ-バイト文字が使えるようになりました。

スロー サブスクライバの検出通知

メッセージの処理速度が遅いサブスクライバを FioranoMQ サーバーが検出した場合、アラート通知を送信する機能を設けました。

C# ランタイム ライブリにログ機能を追加

このログ機能は、C# で記述したクライアントが、クライアント側の処理ステップ履歴やエラー ログの記録に、使用することができます。

このログ機能の実装には、.Net フレームワークの Trace Listner と Trace Switch を用いています。ログ レベルは、application-name.config ファイルに指定しますので、クライアント プログラム内にハード コーディングすることなく外部からコントロールすることができます。

ルーティング コンフィグ情報の永続化

メッセージ ルーティングのコンフィグ情報を、保存しておく機能を設けました。

LDAP 呼び出し速度の最適化

ACL (アクセス コントロール リスト) の LDAP からの読み出しに要する時間を短縮する目的で、LDAP コールを最適化しました。

HA (高可用性) モードにおけるレプリケーション機能を改良

HA モードでは、障害発生によるサーバー切り替え時に、管理オブジェクト (接続ファクトリ、ディストネーション(キュー/トピック)など) やセキュリティ ポリシー (ユーザー認証情報、ACL (アクセス コントロール リスト) など) を生成 (レプリケーション) します。 しかし、障害発生の原因によってはレプリケーションに失敗する可能性があります。

アクティブ サーバー側のデータベースとパッシブ サーバー側のデータベースが確実に同じ内容となるよう、レプリケーション機能を改良しました。



FioranoMQ 9.2.0

FioranoMQ 9.2.0 では、多くの機能拡張とともにさらなる処理性能の向上を達成しています。特に、パブリッシュ - サブスクライブにおいて約 20% の処理速度の改善 (当社製品との比較) が為され、パブリッシュ - サブスクライブのアプリケーションが数多く利用されているテレコミュニケーション、金融サービス、その他の主要な産業分野において FioranoMQ 2007 の利用価値を高めるものとなっています。

処理速度の遅いサブスクライバーに対処するための新しいメッセージ フロー制御のアルゴリズムを採用

新しいフロー コントロール アルゴリズムには、サーバーのメモリ不足の障害を引き起こす要因となりがちな処理速度の遅いサブスクライバーに対処するためにのオプションを複数用意しています。例えば、オーバーフロー時に、新規メッセージまたは古いメッセージを削除するオプションなどがあります。その他のオプションや詳細情報については、『FioranoMQ 2007 Best Practices Guide』の「Performance Tuning Parameters」の章を参照してください。

パブリッシャ / サブスクライバ アプリケーションの処理性能の向上

パブリッシャ / サブスクライバ モードにおいて、前バージョンの FioranoMQ 2006 SP2 に比較して約 20% の処理速度の向上を実現しました。

クライアント サイドの永続化機能を拡張し、サーバー障害時においてもクライアントを再起動できる機能を実現

この機能によって、CSP キャッシュからメッセージが送信されている間でも、パブリッシャは新規メッセージの送信を並行して続けられることになりました。これは、パブリッシャがサーバーへ再接続を行い CSP キャッシュに在るメッセージの送信を開始している状態でも、setClientID() コールがブロックされないことを意味しています。
注意 : この機能は、C、C++、C# のランタイム ライブラリではサポートされておりません。Java でのみサポートされている機能です。

サーバー管理用の FioranoMQ ターミナルを追加

管理ツールである Studio の全機能を、FioranoMQ ターミナル アプリケーションから実行できるようにしました。これによって、Studio をインストールしていない端末から管理機能を実行できるようなりました。詳細については、『FioranoMQ Handbook』の「FioranoMQ Terminal」の章を参照してください。

サーバー監視用の JMX API を拡充

a. システム状況
b. ルート情報
c. クライアント アプリケーションの接続切断
d. 接続しているクライアント アプリケーションの詳細情報 (IP、ホスト名 など)

HA (高可性) 機能に関わる障害診断用情報の拡充

HA (高可性) 機能に関するシステム メッセージを拡充し、障害診断の精度を高めることができます。

C++ ランタイム ライブラリの新規 API

a. トピック、キュー、接続ファクトリ、ユーザー、ACL (アクセス コントロール リスト) を生成するための API を C、C++、C# のライブラリに追加しました。
b. スレッドの生成、メッセージングの同期のためのクラスを新たに追加しました。これによって、他社のスレッド用ライブラリや同期用ライブラリを使用する必要がなくなりました。
c. エラー、例外処理を改良しました。



FioranoMQ 9.0.0

FioranoMQ 9.0.1 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

データベースアップグレードユーティリティ

旧バージョン(FioranoMQ 2007) のFioranoMQ データベース(内部データなどのストア) を、FioranoMQ バージョン9 のデータベースに移行するためのスクリプトベースのユーティリティを設けました。
このユーティリティによって、旧バージョンの実行環境を新バージョンのデータベースに移行させることを容易に行えるようになりました。

ユーティリティの詳しい使用方法については、
      {FIORANO_HOME}/fmq/bin/Linux_DBMigration/Readme.txt (Linux 版の場合)
または
      {FIORANO_HOME}\fmq\bin\Windows_DBMigration\Readme.txt (Windows 版の場合)
にあるReadme を参照してください。

プロパティファイルの構造を見直し、HA の設定項目を1 箇所にまとめました。

HA コンフィグレーションファイルで設定するHA 機能の重要なパラメーター(バックアップサーバーのURL、ポート番号、ゲートウェイIP アドレスなど) を、ファイルの先頭部分にまとめました。

C/C++ ライブラリに、JMS クライアント側でのログ機能を追加しました。

クライアントプラグラムの側でもログが記録されるよう、機能を追加しました。ログの種類には、クライアントプログラムのフロー、エラー発生、メモリの解放状況などがあります。これにより、クライアントプログラムのデバッグ効率があがります。

ログ記録の詳細度設定などの詳細については、FioranoMQ の CRTL Guide および C++ RTL Native Guide を参照してください。

C/C++ ランタイムライブラリにおけるクライアントサイド永続化機能の拡張

クライアントサイドの永続化機能(CSP : Client Side Persistence) のAPI に、CSP キュー/トピックに保持されているメッセージのブラウズおよびリトリーブなどを追加しました。

詳細については、FioranoMQ のCRTL Guide およびC++ RTL Native Guide を参照してください。

FioranoMQ Web コンソールの拡張

コンフィグレーションおよびモニタリング用に、次のタブを追加しました。

  • FMQ サーバーに接続しディスパッチャタブ
       ディスパッチャ機能使用時のサーバー管理(サーバの追加および削除) 用
  • ソケットビュータブ
       FMQ サーバーにおいてオープンされているソケットのモニタリング用
  • システムプロパティタブ
       FMQ サーバーが稼動しているJVM のシステムプロパティの一覧と値の表示
  • 拡張コネクションタブ
       FMQ サーバーに接続しているJMX コネクションの一覧を表示



FioranoMQ 2007

FioranoMQ 2007 では、多くの機能拡張とともにさらなる処理性能の向上を達成しています。特に、パブリッシュ - サブスクライブにおいて約 20% の処理速度の改善 (当社製品との比較) が為され、パブリッシュ - サブスクライブのアプリケーションが数多く利用されているテレコミュニケーション、金融サービス、その他の主要な産業分野において FioranoMQ 2007 の利用価値を高めるものとなっています。

処理速度の遅いサブスクライバーに対処するための新しいメッセージ フロー制御のアルゴリズムを採用

新しいフロー コントロール アルゴリズムには、サーバーのメモリ不足の障害を引き起こす要因となりがちな処理速度の遅いサブスクライバーに対処するためにのオプションを複数用意しています。例えば、オーバーフロー時に、新規メッセージまたは古いメッセージを削除するオプションなどがあります。その他のオプションや詳細情報については、『FioranoMQ 2007 Best Practices Guide』の「Performance Tuning Parameters」の章を参照してください。

パブリッシャ / サブスクライバ アプリケーションの処理性能の向上

パブリッシャ / サブスクライバ モードにおいて、前バージョンの FioranoMQ 2006 SP2 に比較して約 20% の処理速度の向上を実現しました。

クライアント サイドの永続化機能を拡張し、サーバー障害時においてもクライアントを再起動できる機能を実現

この機能によって、CSP キャッシュからメッセージが送信されている間でも、パブリッシャは新規メッセージの送信を並行して続けられることになりました。これは、パブリッシャがサーバーへ再接続を行い CSP キャッシュに在るメッセージの送信を開始している状態でも、setClientID() コールがブロックされないことを意味しています。
注意 : この機能は、C、C++、C# のランタイム ライブラリではサポートされておりません。Java でのみサポートされている機能です。

サーバー管理用の FioranoMQ ターミナルを追加

管理ツールである Studio の全機能を、FioranoMQ ターミナル アプリケーションから実行できるようにしました。これによって、Studio をインストールしていない端末から管理機能を実行できるようなりました。詳細については、『FioranoMQ Handbook』の「FioranoMQ Terminal」の章を参照してください。

サーバー監視用の JMX API を拡充

a. システム状況
b. ルート情報
c. クライアント アプリケーションの接続切断
d. 接続しているクライアント アプリケーションの詳細情報 (IP、ホスト名 など)

HA (高可性) 機能に関わる障害診断用情報の拡充

HA (高可性) 機能に関するシステム メッセージを拡充し、障害診断の精度を高めることができます。

C++ ランタイム ライブラリの新規 API

a. トピック、キュー、接続ファクトリ、ユーザー、ACL (アクセス コントロール リスト) を生成するための API を C、C++、C# のライブラリに追加しました。
b. スレッドの生成、メッセージングの同期のためのクラスを新たに追加しました。これによって、他社のスレッド用ライブラリや同期用ライブラリを使用する必要がなくなりました。
c. エラー、例外処理を改良しました。



FioranoMQ 2006

FioranoMQ 2006 では、エンタープライズ規模のメッセージングに特に重要となる機能において、多くの拡張を行いました。この拡張は、管理機能から新たなコンフィグレーション ツールまで多岐にわたっています。次のセクションでは、主要な拡張機能について説明しています。

プロファイル マネージャ

プロファイル マネージャは新規に追加したツールで、プロファイルの編集に用い、プロファイルに設定した MBean の定義や追加 / 削除を行えます。このツールは、Fiorano Studio から起動します。

JMX エクスプローラ

このツールは Fiorano Studio から起動でき、JMX リクエストの実行およびエクスポーズしているアトリビュートのグラフィカルな表示が行えます。

UCF (ユニファイド接続ファクトリ) のスレッド数の削減

ユニファイド接続ファクトリの使用時にランタイム ライブラリやサーバーによって生成されるスレッド数を削減しました。これにより、サーバーへの接続をより多く生成することができるようになりました。

スレッド生成のタイミング

トピックのセッションにおいて、コンシューマが生成され接続が開始される時に初めてスレッドを生成するようにしました。これによって、パブリッシャの障害などによって使用されなくなるスレッドを削減することができます。

イベント通知

FioranoMQ 2006 のイベント通知は、JMX に準拠したものとなりました。これにより、JMX に準拠した製品を用いて FioranoMQ のイベントをトラップすることが可能になります。従来のイベントを用いたい場合は、オフラインでコンフィグ設定することで可能となります。

ビジネス コンポーネント

Fiorano SOA 2006 に組み込まれている多くのビジネス コンポーネントを、FioranoMQ のクライアントとして使用することが可能となりました。

使用方法のデモ

Fiorano Studio の使用方法のデモ (Flash) が同梱されました (インストール ディレクトリに展開されます)。現在のところ英語版でのみ提供しています。

HT 用の接続コンシューマ

接続コンシューマに HT のサポートを追加することで強化されました。



FioranoMQ 8.0

"ソフトウェアのみで実現する" HA (高可用性機能)

従来のシェアード ディスクによる HA (高可用性) オプションに加えて、ソフトウェアのみによる HA 機能を組み込みました。これにより、ハードウェアを新たに追加することなく実現でき、HA に関わるコストを飛躍的に減少させます。

ダイナミックなサブスクリプション配布

WAN 上での実行をより効率的なものにするため、パブリッシュされたメッセージのサブスクライバが存在する MQ サーバーのみに該当メッセージのルーティングを限定するオプションを設けました。これによって、該当メッセージのサブスクライバーが存在しないサーバーには配布されないため、配布のオーバーヘッドを減少させることができます。

J2EE コネクタ アーキテクチャ (JCA) アダプタ

どのような J2EE コンテナとでも双方向の統合を可能にし、FioranoMQ とアプリケーション サーバーのリソースとの間の分散トランザクション (XA) をサポートします。

JMX に準拠した監視と管理

Java Management Extensions (JMX) を使用して稼働中のサーバー コンポーネントのオブジェクト、アトリビュート、オペレーション、ノーティフィケーションについて監視、管理が行えるようになりました。

コンフィグレーション ツール

プロファイルのコンフィグレーション用に Fiorano Studio に追加されたツールです。これによって、データベースの URL、ユーザ名、パスワード、ネーミングサービスのバインドなどのコンフィグレーションが簡単に行えるようになりました。

C および C++ クライアント ライブラリィのフルサポート

XA、HA、クライアント側での永続化なども含んだすべての機能を、JNI ベースの C/C++ ライブラリィ、C/C++ シン (thin) クライアント ライブラリィとして提供します。

NIO に基づく接続マネージャ

FioranoMQ サーバーのスケーラビリティ機能をすべての Java プラットフォームで最大限に活かせるよう、JRE 1.4+ の NIO サポートを新たな接続管理モジュールに採用しました。



FioranoMQ 7.5

処理速度の向上

トピック、キューの両機能においてスループットを最大にし、待ち時間を最小にするよう常に改善し続けています。FioranoMQ 7.5 では、旧 7.2 に比較して 2倍から 12倍の処理速度を達成し、待ち時間はほぼ半分に減少しています。

新しい管理ツール

FioranoMQ 7.5 では、クラスタ構成されたサーバー群や WAN 上に分散されたサーバーを管理するための強力なツールを提供します。この管理ツールには、Fiorano のセンターから自動的にアップデート (パッチや更新情報) を取得し、自動更新する機能が備わっています。

Java ランタイム ライブラリにおけるアドバイザリ コールバック

FioranoMQ 7.5 の Java ランタイム ライブラリでは、アドバイザリ コールバックをサポートしており、MQ クライアントの状態変更の通知を受け取れるようになりました。この機能は、クライアント サイドでの永続化や再検証、HA 機能を使用する場合にはたいへん有用なものとなります。

C# ランタイム ライブラリにおける HTTP/HTTPS のサポート

.Net サポートの拡充の一環として、C# ライブラリに HTTP および HTTPS サポート API を追加しました。

柔軟なフロー コントロール

MQ サーバー内のメッセージ フロー制御がより柔軟に行えるようになりました (メッセージをすべて保存しておく設定から配信済みのメッセージは削除する設定まで、非永続メッセージに対して定義できます)。

"DUPS OK" モード

FioranoMQ 7.5 では、トピックおよびキューの両方において、DUPS_OK モードを使用できるようになりました。

NT サービスとしての MQ サーバーの実行

FioranoMQ サーバー、ブリッジ、リピーターを、Windows NT および Windows 2000 環境で NT サービスとして実行させることができます。これによって、サーバー リソースの管理がローカル、リモートを問わずたいへん柔軟に行えるようになりました。



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