- 医療行為が実施され、イベントとして通知
- Fiorano SOA Platform がイベントを受け取り、イベントを処理する医療システム (非 HL7 対応) を呼び出す
- 医療システムでの実行結果を Fiorano SOA Platform が受け取る
- 結果データの HL7 フォーマットへの変換やその他必要なメディエーションを行い
外部医療機関のシステム (Hl7 対応) にデータを送信
Fiorano Platform による HL7 連携には、以下の利点があります。
- Fiorano Platform が内包する Fiorano ESB はイベント処理に優れた統合バスであり
- あらたにイベント処理を組み込む必要がない
- Fiorano ESB はイベント駆動のビジネス プロセスをサポートできる
- 分散環境における実装および実行効率に優れ、ハブ&スポークの欠点を補って外部医療機関との連携ができる
など、リクエスト-リプライおよびハブ&スポークを基本とする BEPL 連携にはない利点があります。
- Fiorano SOA Platform には HL7 アダプターがバンドルされています。
HL7 アダプターは、
- 非HL7 フォーマットから HL7 フォーマットへのメッセージ変換
- HL7 フォーマットから他のフォーマットへのメッセージ変換
- HL7 のメッセージング (送受信)
- HL7 メッセージの送受信に必要なローワー プロトコルのサポート
などの機能を有しています。このため、HL7 連携のために新たなプログラム開発を必要としません。
- Fiorano SOA Platform に備わっているデータ変換機能は、XSLT マッパーをはじめとして多彩なデータ変換を可能とします。
このため、HL7 非対応のシステムと HL7 対応システムとの間でのデータ交換を、ほとんどノンプログラミングで構築できます。
Fiorano SOA Platform によるヘテロジーニアスな分散医療システム連携
Fiorano SOA Platform は、Peer-to-Peer な分散環境に対応した Fiorano ESB を核とした統合ミドルウェアです。
Fiorano SOA Platform は、
- 多種のプロトコルをサポートするアダプター群
- 多彩なデータ変換機能やビジネス プロセス フロー制御機能
- ネットワーク的にも地理的にも分散されたアプリケーションのサポート機能
などにより、
医療機関内外のアプリケーションを HL7 対応、非対応を問わずに
SOA の利点を活かして連携させることが可能
なプラットフォーム ミドルウェアです。
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