|
|
メッセージング アプリケーションにおいては、XML 形式のメッセージの需要がますます高くなっています。
しかしながら、JMS 仕様では XML のサポートが充分に定められていません。
FioranoMQ では、XML 形式のメッセージの送受信を可能とするだけでなく、XML と非 XML 形式との間の変換をサポートするツール キットを提供しています。このツールキットによって、XML をベースとするアプリケーションと XML をベースとしないアプリケーションの間でメッセージ交換を行うことが可能となります。
XML メッセージの送受信
JMS 仕様においては XML 形式のメッセージ タイプは定義されておらず、ストリング型のテキスト メッセージ (TextMessage) として送信するようになっています。
FioranoMQ でも、同様に、TextMessage 形式のメッセージとして XML メッセージを送受信できるようにしています。このことは、XML 専用のディストネーション (キュー/トピック) やプロトコルを必要とせずに、JMS に完全に準拠したメッセージングが行えることを意味しています。
FioranoMQ では、さらに、XML メッセージによるコンテンツ ベース ルーティング (CBR) の機能を備えており、JMS 仕様のメッセージ セレクション機能よりも柔軟なメッセージ配信制御が行えるようになっています。
CBR の詳細な技術情報は、コンテンツ ベース ルーティング を参照してください。
FioranoMQ CBR (コンテンツ ベース ルーティング) のページへ
XML インターオペラビリティ ツールキット
XML インターオペラビリティ ツールキットは、XML メッセージと JMS 形式のメッセージとの間の変換を行う API を提供します。
この API によって、クライアント プログラムは、XML データを JMS メッセージ形式に変換したり、その逆が行えるようになります。
現行バージョン (FioranoMQ 2008) では、次の 2 つの JMS メッセージ タイプとの間で変換が行えます。
他の JMS ベンダー製品との送受信
XML インターオペラビリティ ツールキットは、他の JMS ベンダー製品でもプラグインとして利用できます。
|
|
|
|
|
|