システム間連携フローとヒューマン ワークフロー
	BP Logix と Fiorano SOA Platform の融合
	期待できる効果
	関連資料
	関連リンク

ビジネス プロセスは、

• 情報システム間のフローを処理する "システム間連携フロー"
• 人と人のフローを処理する "ヒューマン ワークフロー"

近年、SOA 技術の発展と相まって、EAI、EDI、SOA、BPM といった情報システム間連携をサポートする製品が多く市販されてきました。

一方、企業組織では、作業がそれを遂行する人から人へ流れていく業務フローも必ず存在します。このようなオフィス ワーカーの間の連携を IT によってサポートするヒューマン ワークフロー製品も、また、業務の効果的な遂行のためには必要なものです。

しかしながら、このようなシステム連携フローの製品とヒューマン ワークフローの製品は、それぞれ情報システムのフローとヒューマン ワークのフローに特化しているものがほとんどで、システム領域とヒューマン領域を効果的に融合させたソリューションを不得意としています。

ヒューマンワークフローでは、多くの場合 (特に日本では) 稟議書や承認申請書などの文書が業務処理フローに従ってオフィスワーカーに順に、必要に応じて文書内容を更新しながら渡されていきます。
一方、情報連携フローでは、各情報システム間はそれぞれのシステムに特有なデータ フォーマットによって情報データがシステム間連携フローに従って渡されていきます。

それぞれの処理に要する技術は、次のように異なっています。

ヒューマン ワークフロー

• オフィス ワーカー間のコミュニケーション
• オフィスワーカーのタスク管理
• 組織構成の管理および承認ルールの管理
• 文書管理および文書フローの制御

• 様々なシステムとのコネクティビティ (接続性) のサポート
• システムが保持するデータのリトリーブ
• システム間のデータ スキーマの違いを吸収するデータ変換、マッピング
• データフローの制御

フィオラノ ソフトウェア (株) とアシストマイクロ (株) は、ヒューマン ワークフローとシステム間連携を融合することを目的に、
    Fiorano SOA Platform と BP Logix
を連携したソリューションを共同で提供していくことにしました。

この連携により、

    オフィスワーカーの間のワークフロー
    ERP に代表される基幹系システムや情報系システム間の連携

融合した １つのソリューションとしてユーザーに提供することが可能となりました。

• ヒューマン ワークフローで流れる文書のビジネス インテリジェンスの向上
• リアルタイムな実データの埋め込み
• クラウド上のデータのリアルタイムな埋め込み
• パートナー企業などの外部システムが保持するデータの埋め込み
• 複数システムのデータの一括取得
• ビジネス インテリジェンス性を高めた文書のマネージメント層への配布
• 状況変化に対するアジャイルな対応


• 情報システムに対する新たなユーザー インタフェース
• ERP などの基幹システムのユーザー インタフェースとしてヒューマン ワークフローが機能
• 情報システムのヒューマン インタフェースの改善
• 情報システムへのデータ入力の効率化
• 入力フォーマットの改善
• 入力データのスクリーニングおよび事前統制


• 内部統制の強化
• 承認プロセスのルールベース
• システムへのアクセス制御、ユーザー管理
• 事務処理の適正化および業務処理結果のシステムへの迅速な反映