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Fiorano Platform 最新機能 (リリース情報)


このページでは、以下に挙げたバージョンのリリース情報を掲載しています。
Fiorano Platform が製品としてどのように拡充、成長してきたかご確認いただけるものと思います。


       Fiorano Platfrom 10.0.0 (2013年 11月)
            銀行取引 (SWIFT、ISO2022)、B2B ゲートウェイ機能を追加
       Fiorano SOA Platfrom 9.5.0 (2012年 10月)
            B2B (電子商取引) 機能強化
            SAP Business One、Saleseforce との連携
       Fiorano SOA Platfrom 9.4.0 (2011年 10月)
            FIX アダプターを追加し、金融分野のサポートを強化
       Fiorano SOA Platfrom 9.3.0 (2011年 5月)
            RESTful Web サービスをサポート
       Fiorano SOA Platfrom 9.2.0 (2010年 2月)
            システム監視、運用管理機能の拡充、UI の日本語化推進
       Fiorano SOA Platfrom 9.0.0 (2009年 3月)
            IDE (開発環境) Studio を Eclipse ベースに変更

 

評価版
 評価版ダウンロードのページへ


Fiorano Platform 10.0.0
銀行取引 (SWIFT、ISO2022)、B2B ゲートウェイ機能を追加
  リリースノート (PDF 版)

Fiorano Platfrom 10.0.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

B2B (電子商取引) ゲートウェイ

Fiorano B2B は、エンタープライズ規模の B2B (電子商取引) ためのゲートウェイです。
取引先企業、ディストリビュータ、顧客などのビジネス パートナーとの間の電子的ビジネス文書の交換をサポートします。
主な機能として次のものがあります。

  • 取引先毎のコンフィグレーション機能
  • ビジネス アグリーメントの設定機能
  • 取引先毎に異なるプロトコルのサポート (AS1、AS2、EBMS、SOAP)
  • トランザクションの監視およびトランザクション エラーの処理機能

プリビルト コンポーネント / アダプターの追加、拡張

SWIFTMTValidator

SWIFT MT メッセージの検証用コンポーネント

ISO20022Validator

ISO2011 メッセージの検証用コンポーネント

MT2XML

SWIFT MT メッセージを XML に変換するコンポーネント

XML2MT

XML を SWIFT MT メッセージに変換するコンポーネント

B2BConnector

Fiorano B2B ゲートウェイと通信するためのコンポーネント

MSMQReceiver 5.0

C# API を用いて MSMQ からのメッセージを受信するためのアダプター

JMSOut 5.0

OracleAQ との接続サポートを追加

JMSReplier

コンシューマー (レシーバー) 側でのメッセージ セレクターのサポートを追加

WSStub

クライアント認証および IP 情報の送信機能を追加。リクエスト、レスポンス スキーマのネームスペース (名前空間) の設定機能を追加

DB

同一テーブル内のデータのマージングを行う MERGE ステートメントの USING 句において dual キーワードのサポートを追加

HTTPReceiver

ベーシック認証のサポートを追加

Compression/Decompression

ファイルの圧縮、解凍機能を追加

SocketAdapter

バイト メッセージにおいて 16進数の区切り文字の使用を追加

FTPGet/FTPPut

implicit モードの暗号化通信を行う FTPS プロトコルのサポートを追加

NEFT Adapters

名前付コンフィグ、検証、ダイナミック データ タイプのサポートを追加

SAPB1

仕訳伝票のビジネス オブジェクトを CPS で指定する機能を追加

Encryption

プライベート キーのパスワード設定をオプションで選択可能に

C# Components

C# のサンプル コンポーネントを追加

DistributionService

リンクしているコンポーネントのアウトプット ポートのスキーマを名前付コンフィグから設定する機能を追加

Fiorano ESB の機能追加、拡張

イベント プロセスの異なるバージョンを同時に実行する機能を追加

 

Java 7 上でのサーバー稼働をサポート

 

[監視ユーティリティ] NT サービス、バックグランド サービスでの実行を追加

 

[CLI] リポジトリに在るイベント プロセスの詳細を表示する機能を追加

 

パッチ適用ツールを改善し、パッチ管理を容易に

 

コンポーネントのクライアント サイド永続化機能の無効化オプションを追加

 

ピア サーバーに組み込まれている Jetty サーバーにクライアント サイド認証機能を追加

 

[パスワード暗号化] ユーザー独自の暗号化を指定できるオプションを追加

 

サンプル イベント プロセスの追加

ダッシュボードの機能追加、拡張

 

ESB サーバー、ピア サーバーの MQ レイヤーのログの表示機能、エクスポート機能の追加

 

イベント プロセス内のコンポーネントの PDI (プロセス ID) の表示オプションを追加

 

ドキュメント トラッキングのソート (昇順、降順) 機能を追加

 

コンポーネントのインプット ポートに入力されるデータのモニタリング機能を追加

 

HA モードにおけるパッシブ サーバーの再起動、停止オプションを追加

 

既存アラート設定の更新機能を追加

eStudio の機能追加、拡張

 

イベント プロセス内のコンポーネントの起動順、停止順を指定できる機能を追加

 

サービス リポジトリ内のサービスをオフライン リポジトリにエクスポートする機能を追加

 

アウトプット ログ、エラー ログ内の検索機能を追加

 

ブレイク ポイントに留まっているメッセージの検証機能を追加

 

マッパーに新規ファンクレット UUID を追加



Fiorano SOA Platform 9.5.0
B2B (電子商取引) の機能強化、SAP Business One、Saleseforce との連携
  リリースノート (PDF 版)

Fiorano SOA Platfrom 9.5.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

プリビルト コンポーネント / アダプターの追加、拡張

AS2Connector

AS2(EDIINT AS2) EDI プロトコルに準拠したメッセージの送受信用アダプター

EBMSAdapter

ebXML メッセージ サービスの仕様に準拠した EDI メッセージの送受信用アダプター

JSONConverter

XML フォーマットと JSON (JavaScript Object Notation) フォーマット相互間のデータ変換を行うためのコンポーネント

SAPB1

SAP Business One ERP (バージョン 8.8, 2004, 2005, 2007) とのデータ交換を可能とするアダプター

SMTP / POP3

AS1 (EDIINT AS1) EDI プロトコルに基づくメール送受信機能を追加

HTTPAdapters:4.0/5.0

パラメータ値として CDATA を送信する機能の追加

SAP ERP

単一の SAP アダプターで複数の ABAP プログラムをインボークする機能を追加

WebServiceConsumer:4.0

アタッチメント付きレスポンスのサポートを追加

WebServiceConsumer:4.0

NTLM 認証機能を追加

SalesForce

Apex Web サービスへのインボーク機能を追加

Cache

XML データのサポートを追加

DBQueryOnInput

アウトプット ポートのスキーマを定義する機能を追加

FileWriter

Base64 バイナリのデータの書き込み機能を追加

Aggregator

Xpath 内で使用するネームスペースと URI のマップ機能を追加

XMLSplitter

分割するデータをファイルから読み込む機能を追加

Fiorano ESB の機能追加、拡張

アラート レポジトリの監査機能を追加

 

イベント フローの zip ファイル内のイベント フロー プロパティ値を置き換えるコマンド ライン ツールを追加

 

ClearDB コマンドを実行中にデータをバックアップしておく機能を追加

 

Web サービス クライアントの SSL 認証にユーザー独自の設定を定義できる機能を追加

 

ピア サーバーにデプロイメント ルールで使用する Development/QA/Staging/Production のラベルを付加する機能を追加。
これにより、開発中のイベント フローやコンポーネントの実行ピア サーバーの規制などのルール設定が可能となります。

 

イベント フローのエクスポート/インポートに自動的に依存関係にあるイベント フローも同時にエクスポート/インポートするように変更 (eStudio およびコマンド ライン ツールで可能)

 

XML および CLOB からRDB の BLOB データを生成する機能を追加

 

キューおよびトピックにおける暗号化/復号化をサポート

 

syslog のログ記録のサポート

eStudio の機能追加、拡張

 

eStudio に新たに Queue Manager ツールを追加
このツールは、稼働中のすべてのイベント プロセスのキューに滞留しているメッセージの監視に利用できます。

 

HA モードにおいて、ESB サーバーに障害が発生しパッシブ サーバーがアクティブに切り替わった場合、eStudio も自動的に新たなアクティブ サーバーに接続が切り替わるようになりました。

 

グラフィカルな XPath エディタを追加
これによってイベント フローの各ルート上のメッセージ セレクションをグラフィカルに設定できるようになりました。

 

“レイジー ローディング (Lazy Loading)” オプションを eMapper に設けました。
これによって、複雑な XSD のマッピング作業中のメモリ消費を抑制できます。



Fiorano SOA Platform 9.4.0
Tuxedo や FIX アダプターを追加し、金融分野のサポートを強化


Fiorano SOA 9.4.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が実装されています。

プリビルト コンポーネント / アダプターの追加、拡張

FIXInitiator / FIXAcceptor

FIX (Financial Information eXchange) メッセージングを行う新たなコンポーネントを追加しました。
これによって Fiorano SOA Platform では、強力な FIX メッセージングが行えるようになりました。

  • FIX プロトコル仕様に定義されているすべての FIX メッセージのタイプをサポート
  • セッション ステートおよび FIX メッセージのストアを強化するデータの永続化
  • 通信トランスポート層に依存しない FIXT.1.1 バージョンのサポート
  • JMS (Java メッセージ サービス) および Web サービス プロトコルによる FIX メッセージング

SocketAdapter

Fiorano SOA Platform と TCP/IP ソケットとの間の通信をサポートするアダプター。
これによって、TCP/IP ソケットのインタフェースを持つアプリケーションと Fiorano SOA Platform との間でデータ交換が行えるようになります。

Encryption / Decryption

暗号化、復号化コンポーネントで下記の拡張を行いました。

  • AES128、TripleDES、RC2-40、RC2-64、RC2-128 アルゴリズムのサポート
  • 暗号化の際にユーザーによる署名が行えます。復号化の際にはユーザー署名の検証が行えます。ダイジェスト データの場合、ND5 および SHA1 アルゴリズムを使用することができます。
  • 暗号化/復号化/署名/署名の検証において、コンポーネントへのインプット データにアルゴリズムに指定ができるようになりました。これによって、データ毎にダイナミックにアルゴリズムを変更できます。

WorkList

ヒューマン ワーク フローのための WorkList コンポーネントを拡張しました。

  • 作業アイテム毎に異なるプロファイルの管理を容易にするよう UI を改善
  • 作業アイテムのインデックス化
  • 作業アイテムの履歴管理
  • 作業アイテムの期限管理

Text2XML

整数フィールドの Null をサポート

ExceptionListener

例外リスナーにオプションで継続サブスクライバを使用できるようになりました。

HL72XML、XML2HL7

医療用データの HL7 メッセージを XML から作成する機能、XML に変換するコンポーネントを追加しました。

WSStub、WebServiceConsumer 4.0

  • Web サービス オペレーションに対して SOAP バージョン (1.1 もしくは 1.2) を選択できるようにしました
  • WSStub で WS Attachments 仕様に基づくアタッチメント データの送信、受信が可能になりました
  • WSStub、WebServiceConsumer:4.0 において、WS-Security 定義されているタイム スタンプの設定が可能となりました

DB

  • MySQL のプロシージャ コールを用いた DB 変更に対するモニタリングが可能となりました
  • PostgreSQL がサポートされました

Perl Script

Unix において Perl Script がサポートされるようになりました。

LDAP

LDAPAuthenticator および LDAPLookup を新たに設計し、機能拡張を行いました

  • より強力な認証機能の実装

  • LDAPAuthenticator および LDAPLookup: 下記の SASL 認証メカニズムのサポートを追加
    • CRAM-MD5
    • DIGEST-MD5
    • GSS-API/Kerberos (ケルベロス)
    • EXTERNAL

  • LDAPLookup: 下記のオペレーションのサポートを追加
    • エントリの削除
    • エントリの属性モニタリング
    • 既存エントリのリネーム
    • エントリのパスワード変更

  • LDAPLookup: 下記の検索コントロールがルックアップ オペレーションに追加されました
    • 検索スコープ
    • リターンする属性の指定
    • リファレル (紹介) の有効化オプション

CCP の適用

すべてのプリビルト コンポーネントに CCP (コンポーネント コントロール プロトコル) が適用されました。
コンポーネント コントロール プロトコル (CCP: Component Control Protocol) は、ピア サーバーとコンポーネント間の新しい通信チャネルです。CCP は、コンポーネントの安定的な動作をより確かなものとし、状態監視の情報を交換する目的で 9.2.0 から導入されました。9.4.0 で初めて、すべてのプリビルト コンポーネントに適用されました。

カスタム コンポーネント

  • Java 以外の言語で開発したコンポーネントでも CPS (カスタム プロパティ シート) が使用できるようになりました
  • C、C++ で開発したコンポーネントで、例外処理およびログ機能が使用できるようになりました

エラーメッセージの文字コード

エラー メッセージの文字コードをオプション指定できるようになりました

パスワードの暗号化キー

コンポーネントのコンフィグにおいてパスワードの保存に用いる AES 暗号化のコンフィグ可能な暗号化キーをサポート

Fiorano ESB の機能追加、拡張

低メモリ ポリシーをコンポーネント単位で設定できるようになりました。

 

ドキュメント トラキングにおいて、ドキュメント カウンターをリセットするボタンを設けました。

 

HA の状態変化について SNMP トラップで HA の状態変化を受信できるようになりました。

eStudio の機能追加、拡張

64bit JVM 対応
従来、eStudio は 32bit JVM で稼働しておりましたが、9.4.0 より 64bit JVM でも稼働可能となりました。
64bit JVM で eStudio を稼働させるためには、パッチの適用が必要です。パッチは、http://www.fiorano.com/latest/soa/ からダウンロードできます。

 

フラット テキスト (csv など) と XML との間の変換に用いられるスキーマ定義用ツール、Flat File Schema Editor が eStudio から使用できるようになりました。また、サンプルのスキーマ定義がエディタから参照できるようになりました。

 

eStudio Mapper において、変換されたアウトプット XML に xsi タイプ属性のサポートが追加されました。

 

eStudio Mapper において、マッピングが定義されていない場合に空のエレメントを生成するオプションが追加されました。

 

Deployment Manager、Event Manager、License Manager などのツールが eStudio から使用できるようにしました。

 

コンポーネントのポートおよびルート上においてメッセージ セレクタ機能を設定した場合、設定されていることを視覚的に表示するようにしました。

 

FIX メッセージと XML 間のデータ変換を eStudio マッパー ツールでサポートするようになりました。FIX メッセージの FIX バージョンおよびタイプ別の FIX メッセージの一覧がマッパー ツールで参照でき、サンプル スキーマをマッパーにロードできます。



Fiorano SOA Platform 9.3.0
REST フルな Web サービスをサポート


Fiorano SOA Platform 9.3.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

プリビルト コンポーネント / アダプターの追加、拡張

RESTConsumer

RESTful な Web サービス呼び出しを行う新規コンポーネント

RESTStub

イベント プロセスを RESTful な Web サービスとして公開するための新規コンポーネント

HTTPStub

ベーシック認証のサポートを追加

FTP

  • FTPPut
    インプット メッセージ中にターゲット ディレクトリを指定できるオプションを追加
  • ターゲット ディレクトリの自動生成を行うオプションを追加

WSStub/WSC 4.0

WS セキュリティに関する拡張
コンフィグレーション プロパティ "Canonicalization Method"、WSS-Singanture Security 用に "Signature User"、および WSS-Timestamp security 用に "Time To Live" を追加しました。

名前付きコンフィグレーション

この機能は、イベントプロセスのコンフィグレーションを簡素化するものです。
イベントプロセスのコンフィグレーションが、コンフィグレーション リポジトリ内に名前付けされて保存され、他のイベントプロセスやコンポーネントのコンフィグレーションにおいて名前で参照できるようになります。

また、この機能は変更管理も簡素化します。
コンフィグレーション リポジトリ内のコンフィグレーションを変更するだけで、該当コンフィグレーションを参照しているすべてのイベントプロセスに変更が反映されます。変更は、ルート、ポート、コンポーネントのコンフィグレーションが対象となります。

詳細については、『Fiorano SOA User Guide』の14 章 「Named Configuration」 を参照してください。

Fiorano ESB の機能追加、拡張

新規のオプションが、ESB サーバーおよびピア サーバーのプロファイルに追加されました。
このオプションは、サーバーの起動時に Jetty サーバーの起動を避ける目的で設定します。

 

ドキュメント トラッキング
イベント プロセスの削除時、トラックされたドキュメントおよびイベント データの自動削除のオプションが追加されました。

 

バックログ ポリシー
旧バージョンでは、1つのバックログ ポリシーに対して単一のアラート条件しか指定できませんでしたが、9.3.0 より複数の条件を指定できるようになりました。

 

ダッシュボード
CCP (コンポーネント コントロール プロトコル) を用いているコンポーネントのメモリ使用量がダッシュボードに表示されるようになりました。

 

ライブラリ
endorsed library 用のディレクトリが設けられました。 $FIORANO_HOME/esb/lib/endorsed
このディレクトリには、サーバー、コンポーネントおよび各ツールがエンドース (上書き) した jar ファイルが置かれます。

 

ユーザー独自コンポーネントの作成
.classpath および build.properties ファイル内で変数が使用できるようになりました。
ユーザー独自コンポーネントのポート スキーマに基づくモデル オブジェクトの生成ができるようになりました。

eStudio の機能追加、拡張

Admin 接続
ディストネーション、クライアント、接続ファクトリなどの JMS オブジェクトを見るためのサーバー接続 (FQM、ESB、ピア) が定義済みの上で提供されるようになりました。

 

JMX 接続
実行時に JMX プロパティを変更するためのサーバー接続 (FQM、ESB、ピア)、JMX オペレーションをインボークするためのサーバー接続 (FQM、ESB、ピア) が定義済みの上で提供されるようになりました。

 

eStudio の preference (環境設定) で、デフォルトのログ マネージャの設定が行えるようになりました。
ログ マネージャの設定内容は、イベント プロセスに新規に追加されたコンポーネントに適用されます。

 

eStudio Mapper およびルート上のデータ変換で、XSLTC 変換ファクトリが使用できるようになりました
(オプション)。XSLTC を用いることで、変換処理の時間を短縮できます。

 

Deployment Manager、Event Manager、License Manager などのツールが eStudio から使用できるようにしました。

 

実行モードがセパレートな (イン メモリでない) コンポーネントおよび手動起動のコンポーネントに対して、特定の Java バージョンを指定できるようになりました。

 

外部 CPS を用いて起動可能なコンポーネント (XSLT、CBR、Aggregator など) は、コンフィグレーション設定で指定された Java のバージョンを用いて起動できるようになりました。

 

プロファイル マネージャ
サーバー プロファイルのコンフィグレーション機能が追加されました。



Fiorano SOA Platform 9.2.0
システム監視、運用管理機能の拡充、UI の日本語化推進


Fiorano SOA Platform 9.2.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

プリビルト コンポーネント / アダプターの追加、拡張

Encryption / Decryption

AES アルゴリズムによる暗号化および複合化機能を追加しました。

POP3 / SMTP

接続に関するプロパティを追加しました。

MQSeries

RFH2 複数フォルダーのサポートを追加しました。

DB

コンポーネントの例外処理に、アップデート (update) 数が 0 (ゼロ) という例外処理を追加しました。

FileReader

コンポーネントのオプションに、インプット メッセージを post processing ディレクトリ (後処理ディレクトリ) への書込み処理を追加しました。

ダッシュボード (Web コンソール) の機能追加、拡張

パスワードの強固なチェック

ユーザー パスワードの検証ルーをリストから選択できるようになりました。
検証ルール リストは拡張可能です。また、パスワードの強度を計算できるようにしました。
ユーザー独自の検証ルールとともに強度計算の方法もユーザ独自のものを使用できます。

詳細については、『Fiorano SOA User Guide』のセクション 8.3 「Password Rules」 を参照してください。

 

認証ポリシー設定のためのタブおよび認証関連のイベントの閲覧、検索用のタブを新たに設けました。

 

イベント フローで発生した例外の情報をシステム イベント (Latest Events Page) のページから閲覧できるようになりました。

 

ダッシュボードからピア サーバーおよび ESB サーバーを起動、停止するオプションを設けました。
詳細については、『Fiorano SOA User Guide』のセクション 2.5.2 「Remembering User Preferences」 を参照してください。

 

ページのリフレッシュの時間間隔が 5秒に設定されていましたが、ユーザーが間隔を指定できるようにしました。

 

ページ リフレッシュを停止できるオプションを設けました。画面情報を保持しておきたい場合に有用です。

 

ページ リフレッシュ ボタンを設けました。

 

ダッシュボードが日本語化されました。

 

ダッシュボードの使用メモリを削減し、起動時間を短縮しました。このバージョンでは、必要時に必要なページをロードするように変更されています。

 

サーバーからの例外メッセージをダッシュボード上に表示するようにしました。
これによって、システム管理者は常にログ記録を検索するという煩雑な作業から解放されます。

 

サーバーがメモリ使用の閾値を超えた場合のアラートを、SMTP または JMS 経由で通知するオプションを設けました。

 

セキュアなメール サーバー (例えば、メール サーバーが SLL 認証を必要としている場合など) の設定オプションを設けました。
これによって、イベント通知をセキュアなメール サーバー経由で送信できるようになります。

ユーザー インタフェースの日本語化

  • プリビルト コンポーネントの CPS
  • eStudio
  • eMapper
  • ダッシュボード

Fiorano ESB の機能追加、拡張

コンポーネント コントロール プロトコル (CCP: Component Control Protocol)

コンポーネント コントロール プロトコル (CCP: Component Control Protocol) は、ピア サーバーとコンポーネント間の新しい通信チャネルです。
CCP は、コンポーネントの安定的な動作をより確かなものとし、状態監視の情報を交換する目的で導入されました。

詳細については、『Fiorano SOA User Guide』のセクション 3.12 「Component Communication Protocol (CCP)」 を参照してください。
CCP の API については、$FIORANO_HOME/javadoc/esb/ccp/index.html にある javadocs を参照してください。

 

モニタリング (監視) 機能

  • メモリ使用量があらかじめ指定された閾値に達すると SMTP および JMS を介してアラート通知を行うよう、各サーバーのメモリ使用を監視できるようになりました。
  • SMTP のアラート通知では SSL をサポートします。

eStudio の機能追加、拡張

ピア サーバー毎にコンポーネントのバックグラウンド カラーを指定できるオプションを設けました。
これによって、コンポーネントがどのピア サーバーで稼動しているか視覚的に確認できるようになりました。

 

デフォルトの JVM 起動パラメータおよび接続ファクトリの設定を、コンポーネントを起動するプロセス毎に設定できるようにしました。
詳細については、『eStudio User Guide』のセクション 12.2.3 「Service Options」 を参照してください。

 

ルート上の トランスフォーメーション (データ変換)

  • ルート上のトランスフォーメーションの設定
  • 旧版で作成したイベント プロセスのインポートにおいてルート上のトランスフォーメーションもインポートできるようになりました。
  • 複数のイベント プロセスのルート上のトランスフォーメーションを同時に設定できるようになりました。
注意: 同時に開くことのできるトランスフォーメーション設定画面は、1つのイベント プロセスにつき1つだけです。

 

カスタム プロパティ シート (CPS) が外部プロセスとして起動されている場合、CPS のキャンセルが可能となりました。

 

コンポーネントのアウトプット ポートにアプリケーション コンテキストを定義できるようになりました。

 

実行モードがセパレートな (イン メモリでない) コンポーネントおよび手動起動のコンポーネントに対して、特定の Java バージョンを指定できるようになりました。

 

ピア サーバーが ESB サーバーに接続された場合および非接続となった場合に、ノーティフィケーション ダイアログが表示されるようになりました。

 

カスタム プロパティ シート (CPS) が別の JVM 上で起動されている場合、Fiorano Preferences にCPS の好みのページを設定できるようになりました。Fiorano Preferences では、メモリ設定やクラス パスを設定できます。

 

ユ−ザー独自コンポーネントの生成

  • コンポーネント起動をデフォルトのコンフィグレーションで行うか否かをオプション設定として組み込めるようにしました。
  • CCP のサポートを組み込めます。
  • 簡素な JMS プロトコル テンプレートを用いた CCP のサンプル デモを用意しました。



Fiorano SOA Platform 9.0.0
IDE (開発環境) Studio を Eclipse ベースに変更


Fiorano SOA Platform 9.0.0 では、次に記載する新機能の追加および既存機能の拡張が為されています。

Fiorano SOA 9.0.0 には eStudio と呼ぶ Eclipse ベースの開発ツールが付属しています。

eStudio (Studio に代わる新規開発環境)

オフライン開発

eStudio では、ESB サーバーに接続することなくイベント プロセスの構築が行えます。
イベント プロセスのデプロイメントを行う際に ESB サーバーに接続すればよく、開発環境を柔軟に設定することができます。

EPLCM (Event Process Life Cycle Management) イベント プロセス ライフサイクル マネージメント

プロジェクトのステージ (Testing, Staging, QA, Production) に応じたイベント プロセスのデプロイメント設定を行えるようにしました。
イベント プロセスのデプロイメント設定は、実行環境別のプロファイル ファイルとして保存され、デプロイメント時に指定したプロファイルが自動的に適用されます。
旧バージョンでは、1つのプロファイル ファイルしか持てませんでしたので、テスト時、本番時などにその実行環境に合わせた設定を都度変更する必要がありました。

サブ フロー

サブ フロー (あるイベント プロセスを別のイベント プロセスに挿入することで、イベント プロセスの再利用やチームによる開発の分担などを可能としたもの) の使用を使い勝手を向上させました。

デバッガーの機能拡張

ブレークポイントによって送信を中断しているメッセージの内容を変更できるようにしました。
これによって、効果的なデバッグが行えるようになります。

イベント プロセスおよびサービス コンポーネントのファイルを分割

リポジトリ上に保存されるイベント プロセスおよびサービス コンポーネントのファイル形態を、旧来の単一ファイルからデータ種別 (コンポーネントのプロファイル設定、実行環境の設定、メッセージ スキーマなど) 毎のファイルに分割するようにしました。
これによって、開発者にとっても読みやすいものとなり、また eStudio のメモリ使用量の削減にも役立っています。

サービス ディスクリプタ エディタ

サービス コンポーネント作成用エディタを改善し、よりシンプルなものとしました。

CPS (カスタム プロパティ シート) の起動時間の短縮

サービス コンポーネントの CPS の起動時間を短縮しました。

CPS の途中保存

CPS の設定を最後まで完了していない状態でも保存できるようにしました。

新規マッピング ツール: eMapper

eStudio では、eclipse ベースのマッピング ツール (eMapper) が使用できます。

イベント プロセス構築およびマッパーのビュー

eStudio では複数のビューをサポートしており、様々なビューからイベント プロセスやマッパーによるデータ変換を開発できます。
また、旧バージョンではマッパーは別プロセスとして起動されていましたが、eStudio プロセス内で起動するように変更されました。

ユーザー フィードバックによる UI の改善

ユーザーからいただいた多くのフィードバックが、eStudio のユーザー インタフェースに盛り込まれています。多くの機能がシングル クリックによって実行できるなど、ツール ナビゲーションが大きく向上しています。

ユーザー フィードバックによる UI の改善

ユーザーからいただいた多くのフィードバックが、eStudio のユーザー インタフェースに盛り込まれています。
多くの機能がシングル クリックによって実行できるなど、ツール ナビゲーションが大きく向上しています。

バージョン コントロール システムとの統合

バージョン コントロール システム製品 (SVN, CVS, VSS) と eStudio を統合することが可能となり、イベント プロセスをバージョン コントロール製品によって管理することができます。

eStudio のユーザー カスタマイズ

Eclipse ベースになったことにより、eStudio へのプラグインを作成することが容易になりました。
これによって、ユーザーは独自機能を eStudio に加えたり、使い勝手をユーザーの好みに合わせて向上させることが可能となりました。

ダッシュボード (Web コンソール) の機能追加、拡張

ユーザー インタフェースの改善と拡張

 

システム イベントおよびドキュメント トラッキング イベントの削除機能を追加しました。
イベントの削除条件を設定するユーザー インタフェースを設けています。

 

イベント プロセスで発生した例外やエラーの検索機能を追加しました。

 

ドキュメント トラッキングにおいて、メッセージ サイズが大きなものについてもメッセージのすべてを表示するようにしました。

 

コンポーネント毎のパフォーマンス データを表形式とグラフ形式で表示する機能を追加しました。
この機能には、現在の状況を表示するリアル タイム オプションと、履歴に基づくパフォーマンスの推移を表示するオプションがあります。

 

イベント プロセスの実行環境別のコンフィグ設定を単一のビューですべて表示できるようにしました。



プリビルト コンポーネント / アダプターの追加、拡張

Web Service Consumer 5.0

  • Proxy サポートを追加
  • HTTP プロトコル指定のオプションを追加

サービス コンポーネントのフレームワーク

接続エラー発生時の処理オプションに、接続切断を追加

JCA ベースのサービス コンポーネントのパフォーマンス モニタリング

JCA ベースのサービス コンポーネントに、パフォーマンス測定データをパブリッシュするオプションを設けました。
測定データには、リクエスト (メッセージ) 処理の最小時間、最長時間、平均時間および受信リクエスト (メッセージ) 数があります。パフォーマンスは、指定された時間にしたがって測定されます。
測定時間の設定、測定データの参照は、ダッシュボードから行えます。



 製品 / ソリューション
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