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取引先パートナーの管理機能は、Fiorano B2B の優れた特徴の一つです。
一般に、EDI プロトコルや EDI 電文フォーマットは業界や取引先企業毎に異なっており、これらが混在しているのが実情です。
このため、
- 取引データの追跡が困難
- 異なる EDI 手順や接続技術の管理ノウハウ、技術ノウハウが必要
- 管理上の一貫性を欠き、運用コストが膨大なものとなる
などの問題を抱えています。
Fiorano B2B は、取引先毎に異なる EDI 手順を管理する機能を有し、これらの問題を解消します。
- 新規取引先パートナー毎に異なる取引手順の管理
取引先企業のプロファイル、セキュリティ認証、サポートするトランスポート プロトコル、バックエンド情報、取引ドキュメントのルーティングなどを DB として管理し、取引先毎に異なる手順を自動化します。
(取引先管理 DB)
取引先 A |
EDI プロトコル (送信) |
EDI プロトコル (受信) |
トランスポート プロトコル、エンドポイント |
セキュリテイ設定 |
トランザクション アグリーメント |
取引先 B |
EDI プロトコル (送信) |
EDI プロトコル (受信) |
トランスポート プロトコル、エンドポイント |
セキュリテイ設定 |
トランザクション アグリーメント |
トランザクション アグリーメント: トランザクション数の制限やエラー発生時の処理など取引条件
- Web ブラウザ ベースのリモート アクセス ツール
パートナー企業による自社のプロファイル編集機能、取引トランザクションの追跡機能
- ロール ベースのアクセス制御
取引先企業に応じた権限付与などのアクセス コントロール
レイヤ / カテゴリ |
サポートしているプロトコル |
ビジネス プロトコル |
AS1、AS2、AS3、ebXML、各種 EDI フォーマット
取引先企業毎に、ビジネス プロトコルの定義と管理が行えます。
使用する EDI フォーマットを取引先企業毎に定義できます。
CSV や XML ファイルから EDI フォーマットへの変換 (およびその逆) が簡単かつ柔軟に行えます。
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トランスポート レイヤ |
HTTP, SHTTP、FTP、SFTP、SOAP over HTTP、JMS、ファイル渡し
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その他 |
ユーザー認証 JAAS、OAuth、ベーシック認証
暗号化通信 SSL、TSL、JSSE
公開鍵暗号化 DES、AES-256、RSA
SHA1、SHA256/384/512
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- トランザクションのモニタリング、追跡記録、記録内の検索
Fiorano ESB にビルトインされているメッセージ ウェアハウス機能を用いて、サプライチェーン全体に流れるトランザクションやメッセージを監視、追跡できます。
- オンデマンドによる EDI メッセージの編集
必要なときに直ちに、システムを停止することなく EDI メッセージのヘッダやペイロードを編集できます。
- データ変換
Fiorano ESB の備えられているツールによって、グラフィカルにデータ間のマッピングおよび各種フォーマットへのデータ変換が容易に行えます。
- バックエンド システムとの連携
Fiorano ESB および製品にバンドルされている各種のアダプターを用いることで、B2B プロセスとバックエンド システムとを簡単に連携させることができます、
- 受信ドキュメントの処理ロジック定義
受信したドキュメントの処理ロジックを、Fiorano ESB の "イベント プロセス" アーキテクチャを用いてビジュアルに定義できます。
また、ドキュメント処理のスケジュール化やポーリングによる処理開始など様々なオプションが用意されいます。
- 例外発生時のアラート機能
例外発生時のアラーム警告を様々な条件設定にしたがって定義できます。
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