Fiorano API Management Platform は、下記の機能群から成っています。
Fiorano API Management の機能構成
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- 管理
バージョン、ポリシーおよびコントラクトによってサービスを管理
- API 戦略
将来の要求を満たす API を開発し、稼働させる
- ビジネスの拡大
企業の API をアジャイルに実現することでビジネス機会を拡大する
- 革新性
内部および外部の開発者の活用によってイノベーションを起こす
- 接続
サプライヤーやパートナーとの接続を月単位ではなく日単位で実現
- セキュリティ
高度なセキュリテイ設定によってアクセスの拡大、制御を行う
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Fiorano API Management Platform は、以下のコンポーネントから構成されています。
Fiorano API Management のコンポーネント構成
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- API Management サーバー
Fiorano API Management Platform の中核サーバーで、API 開発プロジェクトのリポジトリとして機能します。
- プログラミングレスな API プロジェクトの生成
- API の定義および当該 API の開発者、サブスクライバの定義
- ACL (アクセス コントロール リスト) に基づく開発者認証、権限承認の管理機能を果たします。
- 開発された API を、API Gateway サーバーに送ります。
- API ダッシュボードをホストします。
- データの収集、集計を行い、分析エンジンに提供します。
- API Gateway サーバー
API として公開する企業サービスのリバース プロキシ サーバーとして機能します。
- API Gateway サーバーは、API 経由のクライアント リクエストに対して以下を実行します。
- リクエストの受信
- キャッシュ保存
- トラフィック制御
- 割り当て管理
- ユーザー認証、権限管理
- バックエンドの企業サービスにリクエストを渡す
- 企業サービスが複数のサーバー上で運用されている場合には、ロードバランサーとして機能します。
- API ダッシュボード
API Management サーバーでホストされているダッシュボードは、次の機能を提供します。
- API 利用状況、トラフィック異状の調査、様々な利用パターンによる分析
- 開発者ポータル
開発者ポータルは、API の公開およびソーシャル化のためのポータル サイトとして機能します。
- 開発者のセルフ サインアップ、パブリックな API の自動サブスクリプション
- 公開されている API に関連するドキュメントの公開
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