(シンガポール発表報道資料の意訳)

2016年 1月 14日 シンガポール

カンボジアの大手銀行 Canadia が Fiorano Software の製品を採用し、Temenos 24 コアバンキング システムと様々なアプリケーションとの間の統合を実現しました。 Fiorano ESB の優れたピア・ツー・ピア分散実行アーキテクチャおよびマイクロサービス アーキテクチャによって新たな顧客サービスの迅速な提供が可能となりました。

Canadia 銀行の緊急な課題は、アプリケーションに統一的なバックボーン (連携基盤) を設けることでした。統一されたバックボーンによって新たなアプリケーションを連携するための構築時間を大幅に短縮し、既存アプリケーションによる業務処理プロセスの変更、改善が簡素化できるためです。
この目的を達成するための製品として Fiorano ESB が他社製品を抑えて採用されました。

Canadia 銀行の副頭取である Luis Chen 氏は採用理由について
『異なるテクノロジーに基づいて開発されてきた様々なアプリケーションを連携できる相互接続性に優れた Fiorano ESB は、そのスケーラビリティ性能においても卓越したアーキテクチャを有しています。Fiorano ESB は当行のコア インフラとなっています。』
と述べています。

Canadia 銀行における連携構築プロジェクトは 2つのフェーズから成っていました。

1. カンボジアの中央銀行 (National Bank of Cambodia) の "Fast Payment System" との接続連携
2. カンボジア全土に設置されている ATM との接続連携

Fiorano ESB にバンドルされているプリビルトされたマイクロサービスおよびビジュアルな構築ツールによって、プログラミング作業が大幅に排除でき、上記フェーズは飛躍的な短期間で達成することができました。

Canadia 銀行について
Canadia 銀行は、商業銀行としての認可をカンボジアの中央銀行から得た最も大きな銀行で、カンボジア商務省に登録されています。世界中の他行とのネットワークを有し、カンボジア国内のみならず他国の顧客にもサービスを提供しています。プノンペンなどの主要都市に 55支店を開設しています。

Fiorano Software について
Fiorano Software Inc. (www.fiorano.com) は、1995 年にシリコンバレーにおいて設立された、デジタル ビジネス基盤、インテグレーション ミドルウェア、ハイパフォーマンス メッセージング製品を提供している会社です。
Fiorano Software のインテグレーション技術、API 管理技術は、クラウドおよびオンプレミスのハイブリッドな環境におけるソリューションを実現し、企業のデジタル化、リアルタイム化を可能とするものです。

Fiorano Software のソリューションは、インターオペラビリティ、パフォーマンス、スケーラビリティ、ROI などの面で新たなパラダイムをもたらしています。アメリカン エクスプレス、ボーイング、ブリティッシュ テレコム、ロレアル、NASA、シュルンベルジェ、ボーダフォンなどの世界的なリーダー企業で Fiorano Software の技術が採用され、企業のバックボーン システムとして稼動しております。

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