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JMS 補完機能 (負荷分散機能 1 ディスパッチャ)

ハブ部分のクラスタリングによる負荷分散 -- JMS サーバー ボトルネックの解消
     ハブ&スポークのボトルネックについては、 JMS のボトルネック を参照してください。

ディスパッチャは、

  1. 複数の FioranoMQ サーバーでクラスターを構成し、
  2. このクラスターの中で負荷分散を行う
ものです。

ディスパッチャは、ディスパッチャとして設定された FioranoMQ サーバーです (他の異なるコンポーネントではありません)。
ディスパッチャは、JMS クライアントからの接続要求を受ける窓口として機能します。
受け付けた接続要求は、クラスター内のその時点で負荷の低いサーバーへ振り分けます。
以降、クライアントは振り分けられたサーバーとの間でメッセージの送受信を行います。

上記のディスパッチャの動作は、クライアントにとって完全にトランスペアレントなものとなっています。
クライアント プログラミングにおいては、ディスパッチャがあくまでも接続先の JMS サーバーです。



ディスパッチャとクラスター内の各サーバーとの間は、

  • 永続的な接続で常時つながれ、
  • 負荷状況のデータをディスパッチャにフィードバック
しています。
これによって、ディスパッチャは、各サーバーの最新の負荷状況を把握できます。



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