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JMS 補完機能 (管理オブジェクトの実装およびデータストア)

FioranoMQ における管理オブジェクト、永続メッセージのデータストアの実装について説明します。

 管理オブジェクトへのアクセス
 管理オブジェクトの実装
 永続メッセージのデータストアの実装

管理オブジェクトへのアクセス

JMS 仕様では、下記の 2 つのオブジェクトを JMS サーバーによって管理することが定められています。

  • ディストネーション (キュー、トピック)
  • 接続ファクトリ
これらのオブジェクトは、管理オブジェクト (Administered Object) と呼ばれるものです。

管理オブジェクトは、JMS API ではアクセスできないオブジェクトで、そのアクセスには JNDI (Java Naming and Directory Interface) を用いるよう規定されています。

管理オブジェクトは、JMS 管理機能 (もしくはシステム管理アプリケーションまたはシステム管理者) によって作成され、JMS クライアントが JNDI を用いてアクセスするオブジェクトです。


JMS 管理オブジェクトへのアクセス

管理オブジェクトの実装

JMS では管理オブジェクトのアクセス方法について上記のように定めていますが、
管理オブジェクト インスタンスの実装方法については製品ベンダーに委ねられています。

したがって、接続ファクトリの名前や設定できる属性値などは、製品ベンダー間で異なっています。また、ディストネーションとして実際に使用されるデータストアも製品ベンダーによって異なっています。

FioranoMQ では、管理オブジェクト、データストアの実装方法を下記のようにしています。


Fiorano ネーミング マネージャ (JNDI)
FioranoMQ では、ユーザーの便宜を図る目的で、JNDI に基づくネーミング マネージャを備えています。このため、新たに JNDI サービスディレクトリ サービス製品を追加購入する必要がありません。もちろん、既に JNDI サービスを使用している場合は、その JNDI を用いることができます。
(FioranoMQ のネーミング マネージャは、JNDI のすべての仕様をサポートしていません。JMS メッセージングに必要な機能のみのサポートです。)

FioranoMQ のネーミング マネージャは JNDI と同等の API でアクセスできます。また、C、C++、.Net 言語などで JMS クライアントを作成するユーザーのために、各言語用の JNDI API も提供しております。

Fiorano ネーミング マネージャは FioranoMQ のサーバー (JMS サーバー) 内に位置しており、外部のネーミング サービスやディレクトリ サービスを呼び出す必要がありません。
つまり、FioranoMQ のユーザーは、FioranoMQ を使用するにあたって、ネーミング サービス/ディレクトリ サービス製品を追加購入する必要がないということです。

Fiorano ネーミング マネージャは、最も良く使われる "Lookup"、"Bind"、"Delete"、"List" などを提供しています。(FioranoMQ のネーミング マネージャは、JNDI のすべての仕様をサポートしていません。JMS メッセージングに必要な機能のみのサポートです。)


FioranoMQ の管理オブジェクト


Fiorano ネーミング マネージャは、管理オブジェクのインスタンスとして種々の実装方法をプラグインできます。
ユーザー独自の実装をプラグインすることも可能です。

以下は、管理オブジェクトのインスタンスとして利用可能な実装例です。

ファイル
ファイルによる実装は、Fiorano ネーミング マネージャのデフォルトの実装方法です。
この実装では、FioranoMQ が実行時に使用するディレクトリ下に admin.dat として作成されます。
ファイル ベース ストアは、メッセージ処理が高速になるため、高いスループットが求められるケースに有効です。

XML
この実装では、XML ファイル (admin.xml) にテキスト形式で情報が格納されます。
admin.xml は、FioranoMQ が実行時に使用するディレクトリに置かれます。

LDAP
この実装では、LDAP 対応のサードパーティ製ネーミング/ディレクトリ サービス製品を使用して、情報を LDAP に保存します。
既に他のリソースを LDAP を用いて管理しているようなケースでは、FioranoMQ のリソースも統合して管理できるようになります。

RDBMS
この実装では、JDBC 準拠のサードパーティ製ネーミング/ディレクトリ サービス製品を使用して、情報を RDBMS に保存します。

キャッシュ
この実装では、管理オブジェクトのキャッシュをメモリ上に作成します。このキャッシュによる実装は、上記のデータストアによる実装方法と組み合わせて使用することができます。
キャッシュは、管理オブジェクトが頻繁に変更されない場合に効果を発揮します。


永続メッセージのデータストアの実装

永続化 (persitent) 指定されたメッセージは、永続化のためにデータストアに格納されます。

FioranoMQ では、永続メッセージの格納には、次の2つのデータストアを利用できます。

フラット ファイル
デフォルトのデータストアで、FioranoMQ 独自のメカニズムでメッセージの格納、取り出しを行います。

RDB (リレーショナル データベース)
永続メッセージのデータストアに RDB を用いることもできます。
利用可能な RDB には、次のものがあります。
     Oracle、Microsoft SQL Server、MySQL、IBM DB2、Cloudscape、HSQL など


データ ストアは、ディストネーション (キュー、トピック) 毎に異なるものを指定できます。


FioranoMQ の管理オブジェクト

フラット ファイル vs RDB
  • フィラットファイルは、RDB よりも処理速度が速くなります。
  • RDB のほうが、セキュアな格納が行えます。
  • RDB が別の JVM 上で稼働していたり、リモートマシンで稼働している場合、ネットワーク トラフィックが発生します。



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