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Fiorano ESB®: 倉庫システムの高速化と自動化を実現
小売業 : スポーツ オーソリティ (The Sports Authority) 社
キーポイント
  • 仕分けとピッキングの自動化
  • ことなるアプリケーション間のの連携
  • 異機種環境での単一で統一されたデータフォーマット
  • メッセージ配信の保証
  • AS400 ホストとの連携
  • テクニカル サポート

『 最初に比較的小さなプロジェクトで Fiorano ESB を使用してみました。その結果、サプライ チェイン全体にわたるような拡張が簡単に行えることがわかりました。標準に準拠したオープン性、スケーラビリティの高さ、シンプルで簡便な統合性など、多くの点で Fiorano ESB が好きになりました。Fiorano ESB は、将来の拡張に必要不可欠な製品となりました。』
スポーツオーソリティ社
アーキテクチャ計画設計担当副社長
Rob Gleave

ホワイトペーパー
スポーツ オーソリティの事例を技術的な面から考察したホワイトペーパーを用意しております。
このペーパーは、同社の配送センターにおけるピッキングおよび仕分けの自動化について説明したものです。
このホワイトペーパーを通じて、

  • Fiorano のビジネス コンポーネント アーキテクチャの利点
  • Fiorano ツールによるビジネス プロセスの構築方法 (概要)
  • Fiorano ESB アーキテクチャとビジネス プロセスの分散デプロイメント
についてもご理解していただけます。
 スポーツ オーソリティにおける配送システム (資料ダウンロードページへ)


本事例の章

  1.  スポーツ オーソリティ社の概要
  2.  ビジネス上の課題
  3.  ソリューション
  4.  効果
  5.  参考資料

スポーツ オーソリティ社の概要
スポーツオーソリティ (本社: コロラド州 イングルウッド) は、有名ブランドのスポーツウェアからスポーツ用器具まで、あらゆるスツポーツ用品を低価格で販売しているスポーツ用品小売業界における最大手の一つです。2005 年 4月 30日現在、米国 45 の州で、The Sports Authorit®:、Gart Sports®:、Sportmart®:、Oshman's®: というブランド名の店舗を 393 店運営しています。
日本では、イオン株式会社とのジョイント ベンチャーである株式会社メガスポーツによって店舗運営を行っています。


ビジネス上の課題
スポーツオーソリティは、2003 年にスポーツ用品販売において米国で最大の企業となりました。
同社は、45 の州で 400 近い店舗を運営しており、ロサンジェルス、ヒューストン、デンバー、シカゴ、アトランタ、ニュージャージ州バーリントンの 6 箇所に配送センターを置いています。
各配送センターは担当地域の店舗への途切れない配送サービスを実施してきましたが、スポーツ オーソリティ社はそれまでの注文書類に手で記入する方法は非効率であり、この方法は先進的な技術によって改善できるものであると判断しました。

スポーツオーソリティ社のアーキテクチャ計画設計担当副社長 Rob Gleave 氏は、
『我が社の配送センターは膨大な量の品物を取り扱っており、その量は梱包された箱にして 1 日あたり 70,000 個にもなります。
取り扱っている品目には、小さな箱に収まった品物から、ハンガーにかけられたスポーツウェア、ウェイトリフティング用機器といった大型なものまで、様々なものがあります。
私たちは、高速で完全に自動化されたピッキング、仕分けシステムがあれば、長年の間追い求めて来た効率の改善が達成できるものと考えていました。』
と、述べています。

2004年 3月、パイロット プロジェクトが開始され、ピッキングおよび仕分けに関わる次の3つのシステムの構築に着手しました。

  1. Put To Light (PTL)
    ベルトコンベヤ上の梱包されたカートンの高速なスキャン処理
  2. Goods On Hands (GOH)
    スポーツウェアの自動管理というコンセプトに基づいたもので、各ウェアの種類とその個数を高速にスキャン、カウントする処理
  3. 自動コンベヤ システム (ASG)
    運送車両毎に仕分け、荷積みするためのシステムで、倉庫内に設置されている「配送レーン」に品物を仕分け、分配する処理

これらの 3 つのシステムのコンピュータ化が完了してみると、結果として次の問題点が明らかになりました。

  • システムが稼動するハードウェアやソフトウェアが異なった、へトロジーニアスな環境
  • 多くの面でシステム間の互換性に欠ける
  • 各種の DBMS 製品が混在し、合計 80 ものデータベースを使用

このため、異なるプラットフォーム間でのデータフローとデータ共有を可能とするミドルウェアによって、各システムを統合する必要がでてきました。

この問題を解決するために選択されたのが、Fiorano Software 社の Fiorano ESB (エンタープライズ サービス バス) でした。


ソリューション

Fiorano ESB は、企業内外のアプリケーションやビジネス プロセスを連携するためのミドルウェアです。
Fiorano Software の最新の製品である Fiorano SOA Platform (2005年 10月にバージョン 1.0 を販売開始) の基盤としても採用されております。

Fiorano ESB を用いることで、互換性の無いアプリケーション間でも連携させることができるようになり、
標準規格に準拠した SOA (サービス指向アーキテクチャ) を実現できます。

  • Web サービス
  • NET
  • ERP
  • J2EE アプリケーション
  • メインフレーム システム

スポーツオーソリティ社のアーキテクチャ設計担当副社長である Gleave 氏とその開発チームは、次の確信を得ました。

"Fiorano ESB を採用すれば、長い間望んできた信頼性が高く、疎結合なシステムを開発できる"

スポーツ オーソリティの異機種環境

  • 本社
    • AS400 ホスト アプリケーション (本社)
  • 配送センター
    • Oracle DB が稼動している Linux
    • SQL Server が稼動している Windows 2000 サーバー

メッセージングをベースとした Fiorano ESB のアーキテクチャを採用することで、
  • データを単一の統一さtれたメッセージ フォーマットで異なるシステムにアップロードすること
  • サーバーがダウンしている状況でも、復旧するまでデータを保持しておくこと
が可能となります。

Gleave 氏によれば、ESB による実装はスムースなものでした。
『プロジェクト全体のそこかしこで小さな問題が発生するのが、我々の常でした。
しかし、これは ESB 以外の他の製品での話しです。
Fiorano 社は、我々が必要とするときにはいつでも相談にのってくれたのです。』

効果

メッセージ配信は、数週間で本番稼動させることができました。
『Fiorano ESB によって、 どの 3 つのシステムでも処理可能な単一のフォーマットで配信することが可能になりました。
このテクノロジーは、システムの処理速度を向上させます。例えば、スポーツウェアの処理では、1 時間に 6,000 点の処理が可能となりました。』
と、Gleave 氏は述べています。

スポーツオーソリティ社は、2004 年の 7 月の最初の本番稼動から今までに、この ESB によるピッキング、仕分けシステムを 3 つの配送センターにインストールしてきました。4 番目は、2005 年の夏に予定されています。
自動化によって実現された処理速度の高速化に加え、注文書作成処理を大幅に改善することによって信頼性の向上もなされています。小さな配送センターにおいても、倉庫の床面積あたりに換算した処理能力を大きく向上させることが可能となりました。

Gleave 氏はさらに、
『Fiorano ESB は、将来の拡張に必要不可欠な製品となりました。我々は現在、配送センターの処理能力を今以上に向上させるために 「クロス 在庫」に注目しています。
また、ランニングマシンのような大型な物品のハンド スキャンも考えています。
Fiorano ESB が、このような将来への可能性を与えてくれています。』
と、賞賛してくれました。

参考資料

機能説明のページ

 Fiorano ESB (製品説明)
   
 コレオグラフィ ツール (製品説明)
   


ソリューション紹介のページ
 小売業

 アプリケーション連携 (EAI)

ホワイトペーパー
 『 メッセージ ドリブン SOA 』 (資料ダウンロードページへ)

  『 ESB 製品選定のポイント 』 (資料ダウンロードページへ)



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