キーポイント アプリケーション インテグレーション (EAI) .Net 環境におけるアプリケーション連携 公共サービス業務の ASP 化 公共料金のオンライン支払い 公共料金請求業務の自動化

『 Fiorano を採用することで、ビジネス プロセスの開発速度を飛躍的にスピード アップさせることができました。開発からテスト、本番稼動までに要する時間は、今では数時間でしかありません。Fiorano Integration Platform とそのビジュアル化されたツールを得たことで、ケント郡議会は市民に質の高いサービスを従来とは比較にならない短期間で提供することが可能となりました。』 英国 ケント郡議会 Chris Geary

本事例の章

1.  英国 ケント郡議会の概要
2.  ビジネス上の課題
3.  採用理由
4.  参考資料

英国 ケント郡議会の概要
ケント郡議会の商用サービス部門は、カー リース、学校用事務用品、課金請求業務など多様なサービスを他の自治体への提供に ASP モデルを採用しています。。
政府および自治体の各部門、学校などからの受注によって、多くの組織にケント郡議会サービス部門は開発したサービスが ASP として提供されています。

当サービス部門は、自己資本の法人として設立され、特定の IT ベンダーに依存せず独立して運営されています。

ビジネス上の課題
１年ほど前に、ケント郡議会サービス部門は、英国内の各発電所からの電力を一括して購入するプロジェクトに着手しました。
このサービス提供の目的は、電力を安定した低価格で一括購入し、英国内各郡の学校、病院、自治体オフィス、廃棄物処理施設などに電力を再販するこにありました。

このサービスには、自動化された課金請求アプリケーションが含まれています。
ケント郡議会サービス部門から電力を購入する組織は 2,000 以上に及び、また年間の売上金額は 1.5 億ポンドを超えています。このため、電力購入処理および請求処理の自動化とユーザー数の増大に迅速に対処可能なスケールアップ機能が必須となっています。

アプリケーションの自動処理は以下のステップで実現される必要があります。

1. 各発電所からの電力購入
2. 電力会社からの請求書の検証
3. サービス部門のユーザーへの使用量に応じた請求処理

現行のアプリケーションは、上述の自動処理をリモートから ASP として実行できるように強化する必要があります。

Fiorano Integration Platform の採用理由
アプリケーションの強化機能は .Net 環境上に構築する必要があります。問題点は、.Net 環境上での実現には非常に長い開発期間を要することです。
前プロジェクトが予定期間を大幅に超過し、また、自動処理機能の運用開始日を延期することができないという制約のため、サービス部門は逼迫した状況にありました

RFQ および RFP による厳密な製品評価およびタイトな期間と予算内でプロジェクトが完了する可能性を示す製品デモによって、ケント郡議会サービス部門は Fiorano Integration Platform を選択しました。
プロジェクトの完了とは別にサービス部門が得た利点の一つに、.Net 環境についてベンダー非依存の立場を維持できたことが挙げられます。

Fiorano Integration Platoform の採用後、ケント郡議会サービス部門は、アプリケーションの機能追加を短期間かつ容易に実現できるようになり、多くのサービスを提供可能となりました
Fiorano Integration Platform の革新的なテクノロジーによって、サービス部門のシステムやパートナーのシステムを連携した新たなサービス機能を容易に構築できるようになったためです。

参考資料

製品説明のページ

Fiorano Integartion Platform (製品説明)