Fiorano ESB^® の接続性 (インターオペラビリティ)

コネクティビティ (最も基本的で最も重要な機能)

ESB においても最も基本的で最も重要な機能が、コネクティビティの提供です。

一般的に企業が提供するサービスは様々な形態で稼動しており、
サポートしている通信プロトコルも異なっています。
また、サービスを利用するコンシューマにも様々な形態があります。

ESB は、これらサービス間のプロトコルの差異を吸収するものとして機能しなければなりません。
これによって、アプリケーション間連携のインターオペラビリティ (相互運用性) が確保できるからです。

Fiorano ESB は、以下の表で示すように、
一般的に広く使用されているアプリケーションが有する通信プロトコルのほとんどすべてをサポートしています。

アプリケーションの種類	(標準) プロトコル (接続方法)
パッケージアプリケーション (ERP、CRM、SCM など)	JCA (J2EE コネクタアーキテクチャ) Web サービス (SOAP over HTTP) (Salesforce.com、SAP HANA など) SAP R/3 : BAPI、IDOC Oracle Application : JDBC によるデータベースアクセスその他 (Seibel、JD Edward、People Soft) : iWay アダプター
DBMS (データベースへの直接アクセス)	JDBC、ODBC
メインフレーム (汎用機) 上のアプリケーション	MOM インタフェース : IBM MQ Series などターミナルエミュレータ (3270、5250)、IMS/TM CICS : (iWay アダプター)
Web サービス	SOAP over HTTP/JMS (WSDL、UDDI))
Web アプリケーションポータルサイト	HTTP/HTTPS (GET、POST)、REST
金融	FIX メッセージング、SWIFT，ISO20022
医療	HL7，HIPAA
EDI	AS1、AS2、AS3、JX (SOAP-RPC)，ebXML 各種 EDI フォーマット
AP サーバー上のアプリケーション	EJB (ステートレスセッション BEAN、エンティティ BEAN)
MOM に基づくアプリケーション	JMS、IBM MQ Series、Microsoft MSMQ、Tibco Rendezvous
ファイル渡し	FTP (GET、PUT) ローカルディスク上に置かれたファイルの read / write
電子メール	SMTP、POP3、SMS

サービスコンポーネントの一覧 のページも参照してください。

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