MQTT バージョン
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MQTT 3.1.1
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メッセージング ドメイン
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パブリッシュ/サブスクライブ (Publish/Subscribe)
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トランスポート プロトコル
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TCP/IP
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QoS (Quality of Service)
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QoS0: (at most once, not survive failure)
メッセージは多くても 1 回だけ配信。接続障害発生時の配信を保証しません。
QoS1: (at least once, can be duplicated, survive connection loss)
メッセージは最低 1 回は配信。接続障害発生時の配信を保証しますが、重複配信の可能性があります。
Qos2: (exactly once, never duplicated, survive connection loss)
メッセージは正確に 1 回配信。接続障害発生時の配信を保証します。
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Last Will and Testament (LWT)
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パブリッシャが Fiorano MQTT に接続した際に、LWT を指定できます。
パブリッシャの接続が何らかの理由によって切断された場合、指定しておいた LWT メッセージを指定しておいたトピックに Fiorano MQTT が自動的に送信します。
これによってサブスクライバー側がパブリッシャに障害が発生したことを知ることができるようになります。
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Retained Message
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"retain" と指定されたメッセージを Fiorano MQTT が保持しておき、指定トピックに新たなサブスクライバが接続してきた際に渡します。
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Durable Subscriber (継続サブスクライバ)
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継続サブスクライバの接続が切断されても Fiorano MQTT はメッセージを蓄積し、消去しません。何らかの障害による切断でも、継続サブスクライバの意図的な切断でも変わりません。
継続サブスクライバが接続を再開すると、蓄積されていたメッセージが配信されます。 |
Fiorano 固有の機能
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MQTT – JMS コンバージョン
デバイスやセンサーからパブリッシュされた MQTT メッセージを JMS メッセージに自動変換します。
この機能によって既存の JMS サブスクライバーがデバイスからの情報を取得することが可能となります。
逆方向の JMS ベースのアプリケーションからのデータを MQTT ベースのデバイスに配信することも可能です。
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LDAP レルム ベースのクライアント認証
接続時のクライアント認証を LDAP プラグインを用いて実施できます。
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耐障害性
下記の FioranoMQ 耐障害性機能を利用できます。
HA (高可用性)
自動フェイルオーバーとして ForanoMQ の HA (高可用性) シェアード モードを利用できます。
詳細については、 自動フェイル オーバー (高可用性 (HA) 機能) を参照してください。
クライアント サイドの永続化
Fiorano MQTT サーバーに障害が発生した場合、パブリッシャ側でメッセージをローカルに保存し、サーバー復帰時に保存しておいたメッセージをサーバーのトピックにパブリッシュする機能です。
この機能は、QOS1 および QOS2 のメッセージについてのみ有効です。
クライアント サイドの永続化の詳細については、 クライアント サイドの永続化 を参照してください。
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大規模なデバイス/センサー接続数
数千単位のデバイス/センサーが Fiorano MQTT に同時接続し、メッセージの送受信ができます。
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