(米国発表報道資料の意訳)
2011年 4月 11日 ロスガトス、カリフォルニア
ピア ツー ピアな分散型データフロー システムのパイオニアである Fiorano Software, Inc. (米国:カリフォルニア、CEO: Atul Saini) は、合衆国沿岸警備隊の Federal 100 Award の受賞に際し、沿岸警備隊オペレーション センターの司令官 Mike Ryan 大尉に賛辞を表わしました。
Federal 100 Award は、連邦政府の IT に関与している政府機関の職員や企業の間で、連邦政府の IT の進化にインパクトを与えるものとして認識されています。
沿岸警備隊の受賞の詳細は、Federal Computing Week のサイトをご参照ください。
2011 Federal 100 Award.
Project SPEAR (Semper Paratus Enterprise Architecture Realization) は、合衆国沿岸警備隊の IT 部門すべてにまたがるサービス指向アーキテクチャ (SOA) を開発、導入するプロジェクトで、Ryan 大尉が率いています。Project SPEAR は、沿岸警備隊の全組織間のデータ共有を図り、各組織の CIO のつながりをより密接にするものです。
Project SPEAR は、現在では非常に大きなプロジェクトとなっていますが、Fiorano SOA Platform の一部である Fiorano ESB の上に構築されています。
Project SPEAR は、現在までに組織間のデータ共有を促進し、事件/紛争に対する対応の迅速さを増すことに成功しています。例えば、2010年のメキシコ湾原油流出事故 (the Deepwater Horizon oil spill) が発生した際には、沿岸警備隊の指揮官たちは SPEAR の機能を活用し有益な情報を迅速に得ることができ、適切な部隊行動を迅速に行うことができました。
SPEAR は、また、沿岸警備隊のコストを大幅に削減することにも期待されています。
Ryan 大尉は、『メキシコ湾原油流出事故の際、リアルタイムなデータ取得がいかに重要であるか、我々は身をもって知ることができました。この事件がきっかけで、Project SPEAR の評価が格段に高まりました。机に座ったまま必要なデータをリアルタイムで得ることができる SOA の価値についてプロジェクト メンバーの全員が疑いなく理解しています。今では沿岸警備隊の IT に携わる全員が SPEAR が目指していることを、命令や強制ではなく、理解しています。』と述べています。
Fiorano Software の CEO である Atul Saini は、『沿岸警備隊の SOA プロジェクトの成功にお祝いを申し上げます。国土安全保障省に属し沿岸の安全保障と監視にあたる沿岸警備隊が、各組織との間のタイムリィな情報交換を目的とした SPEAR プロジェクトの中核に Fiorano SOA Platform を選択してくださったことは、たいへん名誉なことであります。』と賛辞を表わしています。
SOA を実装する以前、沿岸警備隊では、様々なシステムからデータを抽出し、スプレッドシートに移した後に、担当者にその静的なデータを提供するという、極めて時間のかかるマニュアル作業を行っていました。SOA フレームワークが実装された今では、指揮官たちが必要としているデータを聞き出し、技術者がそのデータ ソースを新たなサービスとして迅速に SPEAR のデータ バス (Fiorano ESB) に接続することが可能となっています。
Fiorano Software Inc. について
Fiorano Software の革新的なピア・ツー・ピア データフローに基づくプラットフォームは、アプリケーションや複雑なシステム テクノロジーを企業のナーバス (神経) システムへと統合します。Fiorano のプラットフォームは アプリケーション間のメッセージ交換の処理速度を高め、システムの可用性を改善し、ビジネス プロセスの効率化をもたらします。ビジュアルなコンポジション機能を有した Fiorano プラットフォームは、ビジネス モデルと実装環境との間のギャップを埋め、"ビジネス モデルをそのまま稼動させる" プラットフォームとなっています。
ABN AMRO、ボーイング、ブリティッシュ テレコム、Capgemin テレコム、CME グループ (Chicago Mercantile Exchange Group)、マッケンソン、NASA、POSCO、シュルンベルジェ、ロッキード マーチン、合衆国沿岸警備隊、ボーダフォンなどの世界的なリーダ企業で Fiorano Software の技術が採用されており、企業のバックボーン システムとして稼動しております。
お問い合わせ先 :
フィオラノ ソフトウェア 株式会社 (銀座オフィス)
青島 茂
Tel. (03)-6228-4162
info_jp@fiorano.com
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