2006年 8月 29日 東京
インテグレーション ミドルウェアのリーディング企業である Fiorano Software, Inc. (米国:カリフォルニア、CEO: Atul Saini、日本オフィス: 東京都千代田区) は、SOA プラットフォームの最新バージョンである SOA 2006 プラットフォーム サービス パック 2 (SP2) を 日本市場においても販売を開始したことを発表しました。
Fiorano SOA 2006 プラットフォーム SP2 では、処理性能の向上、エラー処理の改善、メモリー使用量の削減、複雑なビジネス プロセスの管理の容易化、Web サービスのテスティングおよび管理機能の拡張などが為されています。
また、ネイティブな .Net ランタイム をサポートしており、これによって .Net マネージド API によるサービス コンポーネントの開発が可能となりました。SP2 によって、SOA 2006 プラットフォームは、ほぼすべての開発言語によるサービス コンポーネントの開発を可能とした世界初の ESB および SOA プラットフォーム製品となりました。SP2 でサポートしている言語は、旧バージョンでサポートしていた C、C++、C#、Java、スクリプト言語 (Perl、Python など) に、.Net のすべての開発言語 (VB、VC++、C# など) を加わえたものになります。
Fiorano SOA プラットフォームでは、複数の言語によって開発されたサービス コンポーネントを混在させることが旧バージョンから可能でした。.Net ランタイムのサポートにより、Windows 環境で標準となっている言語 (VB や VC++ など) によってサービス コンポーネントを開発し、他の言語 (Java や C など) によるコンポーネントと連携させることが可能になりました。このサポートによって、企業のヘテロジーニアスな環境に即した SOA の構築がより柔軟に行えることとなりました。
SOA プラットフォームの拡張と .Net 開発環境のサポートにより、企業規模を問わないすべてのユーザーに、SOA の構築、デプロイメント期間の短縮、デプロイメントされたソリューションの管理の容易化などの面において、より優れた機能を提供します。その結果として、ビジネス環境の変化に強いアジャイルな環境を企業にもたらします。
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"Fiorano SOA 2006 プラットフォーム" について
Fiorano SOA 2006 プラットフォームは、SOA ソリューションを簡単かつ迅速に構築するための包括的な機能とサポートを有した製品で、エンタープライズ レベルの運用管理機能と開発環境を中小企業のユーザーにも提供することを目的とした製品です。
Fiorano SOA 2006 プラットフォーム に含まれる各コンポーネント製品はそれぞれ単独でもご活用いだけますが、複数コンポーネントを組み合わせていただくことで、ビジネスや IT の柔軟性を高め、一方でコスト削減をも実現するなど、豊富な機能セットを持った優れた SOA 基盤となります。Fiorano SOA 2006 プラットフォームには、以下のコンポーネントがあります。
- Fiorano ESB (エンタープライズ サービス バス)
- Fiorano BPEL エンジン (Fiorano ESB 上で BPEL フローを実行するためのエンジン)
- Fiorano BPEL エディタ (サービス コンポーネント アーキテクチャに基づいた BPEL 構築ツール)
- Fiorano オーケストレーション ツール (イベント ドリブンなビジネス プロセスの構築ツール)
- Fiorano サービス コンポーネント (プリビルトされたサービス コンポーネントおよびアダプタ)
- サービス コンポーネント開発環境
- SOA アプリケーション (ビジネス プロセス) 運用管理ツール群
お問い合わせ先 :
Fiorano Software 日本オフィス
青島 茂
Tel. (03)-5464-8743
info_jp@fiorano.com
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